問題36
結論とポイント:
正解はオです。ERPパッケージ導入プロジェクトにおいては、業務プロセスの見直しとともに、IT部門のみならず、関連する業務部門の知見が必要です。したがって、IT部門担当のトップのみをプロジェクト責任者とするのは適切ではありません。
解説:
ア. [適切] ERPパッケージは、業務プロセスを統合し情報を一元化することを目的としているため、この記述は適切です。
イ. [適切] ERPの導入は業務プロセスを標準化することが一般的であり、導入前にその最適化を確認する必要があります。
ウ. [適切] 各ERPパッケージは得意とする分野が異なるため、評価が高い製品を検討の出発点とするのは適切なアプローチです。
エ. [適切] ERPパッケージの導入は複雑であり、適切なパラメータ設定と調整のために専門家のサポートが必要です。
オ. [不適切] ERPパッケージの導入は技術的な側面だけでなく、業務プロセスの見直しを含むため、IT部門だけではなく業務部門の関与も必要です。責任者をIT部門のトップに限定するのは不適切です。