問題23
問題23の正解はアです。以下、結論と各選択肢の解説を簡潔に記載します。
結論:
オブジェクト指向の考え方は、システムの複雑さへの対応と変更の容易性を提供します。データと機能を結合したオブジェクトを通して、再利用性と拡張性を高め、変更に柔軟に対応できるようになります。
解説:
ア. [適切] オブジェクト指向は再利用性と拡張性を高めることで、システムの複雑さと変更への対応を容易にします。
イ. [不適切] ソースコードの行数は、オブジェクト指向であるか否かにより直接影響されるわけではありません。
ウ. [部分的に適切] フレームワークの充実は開発生産性を向上させますが、これはオブジェクト指向独自の特徴ではなく、多くの開発手法に共通することです。
エ. [部分的に適切] 設計と製造の一体化はオブジェクト指向の特徴の一部ですが、最も適切とは限らず、またドキュメント作成の工数削減とは直接関係ありません。
オ. [不適切] オブジェクト指向は手続き型プログラミングとは異なる考え方であり、経験者にとって直感的ではない場合があります。そのため、技術者の育成が容易であるとは限りません。