問題13
問題13の正解はウです。以下、結論から解説します。
結論:
業務運用マニュアルの作成手順として適切なのは、作成目的の確認から始め、対象業務の洗い出し、利用者レベルと目指す水準の設定、内容構成の検討、フォーマットの決定、マニュアル執筆とレビュー、運用後の評価という流れです。
解説:
ア. [不適切] 業務改善計画の立案は、マニュアル作成の初期段階ではなく、対象業務の洗い出しなどが先行する。
イ. [不適切] 内容構成の検討は、対象業務の洗い出し後と利用者レベルの設定後に行うことが適切です。
ウ. [適切] この流れは、マニュアル作成の論理的なステップを反映しています。
エ. [不適切] 業務改善計画の立案はマニュアル作成の初期には必要ありません。
オ. [不適切] ドキュメント体系の整備は内容構成の検討とフォーマットの決定後に行うことが望ましいです。
問題14の正解はエです。以下、結論から解説します。
結論:
事業・業務執行ベンチマーキングは、業務プロセス・ベンチマーキングの一種ではなく、自社の業務や事業執行を他社と比較分析する方法です。
解説:
ア. [適切] 競合ベンチマーキングは競争相手との比較であり、同質的なやり方になる可能性があります。
イ. [適切] 機能ベンチマーキングは他組織との比較で革新的なアイデアを得ることが多いです。
ウ. [適切] プロセス・ベンチマーキングは業務プロセスに焦点を絞り、革新的なプロセスを持つ組織と比較します。
エ. [不適切] 事業・業務執行ベンチマーキングは、自社の事業や業務執行を他社と比較する独立した手法です。
オ. [適切] 社内ベンチマークは自社内や関連会社を比較するベンチマーキングです。